やはり気になる5万円ノートパソコン 「Eee PC」
パソコンマニアの間で、ちょっと話題になっている商品、「Eee PC」を今回は取り上げてみましょう。この「Eee PC」の特徴は、とにかく安いこと。日本では5万円未満で(米国や台湾などではさらに安く)購入することができます。
そしてもう1つ特徴的なのは、ハードディスクに相当する記憶装置として、半導体メモリーを搭載しているということです。そのため、アクセスが高速かつ静かで、衝撃にも強いというメリットがあります。
但し、多くを望む価格ではないとはいえ、スペック自体は大したことはありません。
重量は920gで、特別軽くもなく、バッテリーは3時間余しか持ちませんので、これも今どきのモバイルノートパソコンの半分程度の稼動時間です。
さらに画面サイズは、10年近く前のソニーのVAIO-C1シリーズや、東芝のリブレットシリーズと同程度の狭さです。そして、性能の方も、現在の平均的ノートパソコンと比較すると随分見劣りします。
・・・というように、価格面を除けば、あまり魅力が感じられない機種なのですが、私は、この「Eee PC」シリーズの今後の動向が大変気になっています。
最近、日本のパソコン市場は、やや停滞気味です。多くの人にパソコンが行き渡り、買い換えたくなるほどの進歩が無い。ということもその理由でしょう。
買い換える人が少ないなら、セカンドマシンとして欲しくなるような機種を出せばいい・・・。そんな機種の候補になりうるのが、「Eee PC」ではないでしょうか?
この「Eee PC」のような「ウルトラモバイル」系のノートは、ソニーや富士通が既に販売しており、その性能・機能はセカンドマシンとして大変魅力的な内容となっています。
ところが、これらの機種は一般の人には殆ど売れず、一部のマニア向けの商品となっているのが実情です。
理由は使いにくさの問題もありますが、「小さくて性能が低いのに、値段は高性能のノートパソコンと同等以上」という点が大きなネックになっているような気がします。
この「Eee PC」シリーズが日本でも大ヒットすれば、日本の大手メーカーも対策を考えてくるはずです。いわば第二の「コンパック・ショック」が起こるかもしれません。
普通にWindowsXPやVistaが動作して、500〜700gぐらいの重量で、バッテリーが7〜8時間は持ち、画面解像度はXGA以上・・・。それで値段が5万円未満の大手メーカー系商品が出たら、セカンドマシンとして欲しくなりませんか?
そう思うのは私がパソコンマニアだから? そんなことないと思うんですが・・・
●メーカーの商品紹介ページ
→Eee PC 学ぶ 働く 遊ぶ どれもかんたん、おてがるに
○製品レビュー記事
→どれだけ使える? 5万円ノート「Eee PC」の実力はいかほど?
→“199ドルノート”の安くない中身に迫る――ASUS「Eee PC」(前編)
→“199ドルノート”の安くない中身に迫る――ASUS「Eee PC」(後編)
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